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すぐに分かる金融庁

国税局との違い

金融庁と同じく検査や監督を業務とするものに国税庁および国税局があります。国税庁は財務省の外局で、国税の徴収と健全な税務の運営が主な仕事です。国税局は国税庁の地方支分部局であり、全国に散らばる税務署をブロックごとに管理および観察しています。さらに大口の法人税務調査や、個人の税務調査も行います。

このようにやっている内容は金融庁と似ていますが、対象が異なるという相違点があります。国税局は基本的に税金に関することしかしません。金融庁も同じように金融機関に関することしかやりません。そのため2つの機関は手段こそ似ていますが、まったく役割が異なるのです。

私たちのように個人の場合は、金融庁よりも国税局のほうが身近な存在となります。というのも国税局は個人の脱税などに対して権限を持っているため、申告漏れなどがあって正しく納税していないと徴収に来るのです。もっとも個人の脱税に関しては所得の大きい人のほうが調査の対象になりやすいのですが。

金融庁と国税局は目的も多少異なりますが、日本国内の金融や経済に関して大きな役割があります。金融機関がしっかりと経営していなければ個人や法人だけでなく国の資産や経済状況にも悪影響がありますし、国税局が正しく税金を徴収しないと税収が少なくなってしまい、不正に私腹をこやす人や法人が後を絶ちません。

金融庁と国税局はお互いに出向することも多いです。金融庁と国税局はどちらも専門知識が必要な部署ですが、関連した分野同士でもあるので出向が可能なのです。そのため金融庁と国税局の業務の違いが分かりにくくなってしまう場合があるのです。