銀行とお友達になろう!

地方銀行と地元

地方銀行とは

地方銀行のことを、よく地元に本店を置く銀行のことだと思っている人がいます。もちろんそれも主に間違いではありませんが、地方銀行とは基本的に全国地方銀行協会に所属する銀行のことです。全国地方銀行協会は一般社会法人に該当し、会員である地方銀行の発展と金融経済の成長に寄与すること、さらにそれをもって公共の利益を増進させることが主な活動目的です。今現在日本には60以上の地方銀行があります。

このように正確には地方に拠点があるかないかは関係ないのですが、地方銀行の多くは各都道府県内に本店や支店を置き、都道府県内の主要な金融機関であることが大半です。そのため都市銀行など全国的に活動の場を広げている銀行に比べて、地方での役割や存在感が大きいという特徴があります。

しかしバブルによって日本国内全体の経済が発展した1990年前後には近隣の都道府県や東京、さらにはアジアなど海外に支店を出すなど、積極的に規模を拡大させる地方銀行が多くありました。しかしバブル崩壊とともに経営破たんや事業の譲渡による活動規模の縮小などが続出し、結果的に地方を拠点に活動する本来の姿に戻ったのです。しかし地方銀行の中でも規模の大きい銀行は、隣接する他県などに支店を置いています。

全国の都道府県のうち福岡県のみ4つの銀行(福岡銀行・筑邦銀行・北九州銀行・西日本シティ銀行)が本店を置いています。これが最多で、静岡県には3つの銀行(静岡銀行・清水銀行・スルガ銀行)が本店を置いています。さらに13の府県にそれぞれ2つずつ地方銀行の本店があり、残りの31都道府県は1行ずつの設置となっています。愛知県には本店が存在しません。