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名古屋銀行の利用と経営

東海地方の銀行

名古屋銀行は愛知県名古屋市に本店を構える第二地方銀行です。東海地方の第二地方銀行はほかに静岡中央銀行、愛知銀行、中京銀行、第三銀行の4つがありますが、名古屋銀行はもっとも規模が大きく貸出金残高と預金残高両方でトップです。東海地方の地方銀行はというと、地方銀行の中で長年トップ争いしている静岡銀行を筆頭に、スルガ銀行、清水銀行、大垣共立銀行、十六銀行、三重銀行、百五銀行があります。

このように東海地方は静岡県のような金融機関激戦区が含まれているため銀行や金融機関が多いですが、多くの金融機関が静岡県とその周辺に集中している傾向にあります。そのため東海地方に本店を置くこれらの銀行のうち名古屋銀行と同じく愛知県に本店を置いているのは、いずれも第二地方銀行の愛知銀行と中京銀行だけ。名古屋という決して小さくない地域があるにも関わらず、愛知県は第二地方銀行が優勢を誇っているのです。

しかし単に第二地方銀行といっても愛知銀行はかつての旧三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)と親密な関係にあり、中京銀行はかつて存在した都市銀行である東海銀行系統の銀行と、どちらもバックに強力な大手メガバンクがついています。東海銀行は度重なる合併で三菱東京UFJ銀行に取り込まれており、どちらの銀行も三菱東京UFJ銀行が後ろ盾になっています。

名古屋銀行は大手のグループには属していませんが、筆頭株主が三井住友銀行であるなど大手のバックアップがあります。さらに十六銀行との業務提携や他行の名古屋支店の事業を譲り受けるなどしており、着実に事業を拡大して今に至ります。名古屋リースや名古屋カードなど複数のグループ企業があり、そういった経営戦略も事業拡大の成功に関連していると思われます。